いぼについて
伝染性いぼ
水イボと言われることもあり、小児に多く見られるウイルス性のイボです。皮膚がポックスウイルス科の伝染性軟属腫ウイルス(MCV)に感染することによって発生します。水イボの中にはウイルスが含まれているので、患部をかき回すと全身に水イボが大量発生することもあります。また、プールなどでも感染することが多い為、早めにお近くの皮膚科に診察しにいきましょう。
尋常性いぼ
ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚や粘膜に感染して突起物を生じさせるもので、100種類以上あると言われています。放っておいてもなかなか治らずどんどん増えるのも大きな特徴です。気がついたらいぼがどんどん増えるのは怖いですよね。
手足だけでなく、お顔や首にも生じる場合は多々あります。液体窒素などの保険診療内治療もありますが、複数回にわたる治療になり色素沈着を生じることも多いです。当院では基本的には1度で完結するイボ治療としてCO2レーザーでの焼灼をおこなっております。
老化性いぼ
脂漏性角化症は皮膚の老化現象のひとつであり、80歳以上の高齢者ではほとんどの方に見られると言われています。
その大きな原因は、紫外線の影響によるものです。皮膚の良性腫瘍のためそのままにしておいても問題はありませんが、顔にできてしまった場合はとても気になるものです。
炭酸ガスレーザー治療などが効果的に除去できます。
ほくろについて
ほくろ(母斑)とは一般的に母斑細胞が増えることによって生じる出来物です。ほくろの中にもさまざまな種類があり、生涯の中でもいろいろな時期に生じえます。単純黒子や日光黒子と呼ばれるものはいわゆる良性のものですが、中には悪性黒色腫や基底細胞癌、Bowen病など悪性のもの、悪性化しやすいものもあります。肉眼的にはいずれかわからないことがほとんどですので、大きくなってきた、形が変わってきたなどの変化がある際には受診をお勧めします。良性なものの場合、当院では主にCO2レーザーによる処置でほくろを取ったり薄くする方法をご案内しております。ご希望の際は一度医師による診察をお受けください。
いぼ・ほくろの治療法
CO2レーザー
皮膚に含まれる水に限定的に反応し、ホクロやイボを除去します。ほとんど出血することなく安全に除去でき、傷痕も残りにくい治療法です。
治療の注意点
2週間ほどはハイドロコロイドという傷の治りを促す成分でできた貼付剤で保護していただきます。
また、日焼けに気をつけていただく必要がありますが、個人差があり色素沈着をきたす場合もありますので、施術後のケアについては医師の指示に従ってください。
Q&A
施術料金
いぼ・ほくろ除去
価格 | |
10mmまで1ヶ所 | 11,000円 |
いぼ取り放題10分 | 41,800円 |
いぼ取り放題20分 | 66,000円 |
※価格改定のお知らせ
R6.2月から諸般の理由により、CO2イボ取り放題の価格改定を行う運びとなりました。通院中の患者様、施術をご検討中の方にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解頂きます様お願い申し上げます。