糸リフトとは?
小さなトゲ(コグ)のついた医療用の溶ける糸をこめかみやもみ上げ付近から挿入して組織を引き上げ、ほうれい線やマリオネットライン、顎下のたるみなどを引き上げる施術です。
挿入した糸の刺激により周囲の組織におけるコラーゲン等の増生効果も期待でき、ハリが出るなどの美肌効果にもつながります。
こんな方におすすめ
- たるみに悩んでいる
- ほうれい線が気になる
- マリオネットラインを薄くしたい
糸リフトの種類と特徴
ボブリフト
PCL(ポリカプロラクトン)という素材で作られたコグ付きの溶ける糸です。他の素材に比較してしなやかでありながら溶解までに24〜36か月と長期間を要するため、術後のなじみが良く持続期間が長いという特徴があります。
テスリフト
テスリフトはPDO(ポリジオキサノン)という吸収素材でできています。従来のコグ付き糸の周囲にメッシュがプラスされたことで周囲の線維芽増殖をより強く誘導し糸リフト効果の長期持続につながります。また、従来の同素材のものでは4〜5か月で融解していましたが、本製品では先述の機序により融解までに1年ほど要すると言われています。また、PDO素材には脂肪萎縮(タイトニング)効果があり、糸の挿入から2〜3か月かけてより引き締まった印象にする効果が期待できます。
治療について
主にもみ上げ付近に糸を挿入するための針穴を開け、カニューレという針先が丸い長さのあるもので糸の通り道を作りながら同時に麻酔も注射していきます。その後、実際に糸を挿入していきます。
実際の施術は30分以内と短い所要時間にはなりますが、局所麻酔の注射をしていく際や糸を挿入していく際に痛みを伴う施術ですのでオプションにて笑気麻酔の使用をお勧めします。施術後は針穴に小さなテープを貼ってお帰り頂きます。また、感染や腫れ予防・疼痛緩和のため内服薬を処方いたします。
ダウンタイムとアフターケア
治療直後は局所麻酔の影響により、目の開きにくさや口周りの違和感を数時間生じる場合があります。また、全体の腫れぼったさや糸の挿入部位に沿った鈍痛が数時間~数日間続く場合があり、大きな口を開けたり笑った際には痛みを感じやすくなります。
ダウンタイム軽減のためにも当日の入浴や洗髪は控えて頂きます。軽い引きつれや、皮膚の上から繊維の感覚がわかる場合がありますが、時間の経過とともに馴染みます。穿刺部周囲に腫れや内出血が出ることがございますが、1~2週間で徐々に軽快します。
ご不安なことがございましたら遠慮なくご連絡ください。
治療の詳細
施術時間
約60〜75分
Q&A
施術料金
価格 | |
ベーシック | 385,000円 |
ライト | 264,000円 |